オードリーについて

先日の漫才日本一を決める「Ｍ-1グランプリ」でNON STYLEが優勝し、その結果について話題となっています。ネットなどで「オードリーのほうが面白い」「オードリーのほうが笑いの量が多かった」と言われています。今回は、私なりに「なぜオードリーが優勝できなかった？」について分析してみました。
■オードリー（ケイダッシュステージ所属）
オードリーは、独特で強烈なキャラクターのボケに、ぼやくようなツッコミの個性的な漫才コンビで、「だめつっこみ漫才」などと言われているそうです。
とにかくボケ（ネタ的にはつっこみ）の春日のキャラクターが強烈で、見る者を釘づけにします。そしてその春日を引き立てるように若林の抑えたつっこみが良い感じに噛みあっています。
オードリーの最終決勝戦でのネタは「選挙演説」のネタでした。選挙演説をして、それを春日がつっこみ、話のジャマをするというネタです。他のネタも見たことありますので、決勝のネタについて「ネタの選択を誤ったかな」と思いました。
というのは、このネタに関してはボケ（春日）が横で動きと擬音のボケを繰り返している連続なので単調で、お客さんに「飽き」がきてしまっていたと思います。他のネタでは、もっと言葉でちゃんと笑わせているだけに残念な事です。ナイツやNON STYLEは、たたみ掛けながらもボケの細かい言葉でも笑わせていたので、その差が出たのだと思います。
また、キャラクターが強烈なだけに、逆に動きや見た目で笑わせるのは抑えたほうが良いと思います。そして、ネタの中の山場で一度だけ使うと効果的だと思います。
結論を言えば、もう少し言葉で笑いの取れているネタを使い、山場で春日が動いて盛り上げれば、文句なしにオードリーの優勝だったと思います。
敗者復活で準備不足という不利もあったのだと思いますので、仕方無いかもしれません。ネットなどで「NON STYLEの優勝はおかしい」とか「オードリーの優勝だろ！」というのは、ある意味で正しいと思います。
ただ、敗者復活やいろいろな面での有利不利や、その場の空気、流れなどライブ的な要素も含めて「M-1グランプリ」ですので、今回の審査については文句はありません。
オードリーは今回でブレイクしましたが、今後も同様に面白い漫才をして行ってほしいものです。
(記者：ガジャヒン)

実際、オードリーの方が面白かったと思います。
ナイツは予選のネタの方が良かったかな？
NONSTYLEは左の人の動きがキモイです。
あくまで個人的見解です。

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